地域密着型特別養護老人ホーム
「ご自宅代わりの生活場所」であること
特養『川西小花の生活』は、いわゆる介護施設です。しかし、一般的な施設でよくある、画一的なケア・画一的な日課・画一的な生活ルールはありません。あくまで「ご自宅代わりの生活場所」であることをかたくなに追求します。
介護施設といえば——居室は大部屋。全員に同じ日課が設定され、起床も食事も入浴もレクリエーションも入眠も、排泄さえも全員横並びに行います。食べ物も持ち込み禁止、飲酒などもっての外。服さえも自由にならず、一日中寝間着を着たまま過ごすことさえ珍しくありません。
介護職員に何かをお願いしても、忙しそうに「ちょっと待って!」と言われてしまう……——そんなイメージをお持ちではありませんか。でも、こんな「管理された機械的な生活」は、自宅暮らしならあり得ないものですよね。
特養『川西小花の生活』では、お部屋はすべて個室。お一人お一人の生活リズムや趣味嗜好に合わせて、それぞれの日常生活が送れます。好きな時間に起き、好きな物を食べ(給食はありますけれども)、もよおせばいつでもトイレへ行き、服も好きに選べ、外出も自由です。あくまで「ご自宅代わりの生活場所」であることをかたくなに追求します。
自分の部屋で趣味活動に没頭するもよし、街に出ていつもの店でいつものラーメンを食べたり、夜は仲間と晩酌を楽しんだりするもよし。そんなあなたに、わたしたちは余計な手出しはしません。「あなた固有の生活スタイル」を、裏方としてそっとお手伝いします。
地域密着型特別養護老人ホームの特徴
特徴1 地域密着型特別養護老人ホームです
『川西小花の生活』は、地域密着型の特別養護老人ホーム(特養)です。
一般的な特養よりも定員がすくないので、スタッフがご利用者お一人お一人とよりじっくり向き合うことができます。
制度上、川西市民の方しかご利用になれないという制限があります。しかしご利用者にとっては、見知らぬ街に転居を強いられることなく、ずっと地元で暮らし続けられるというメリットがある、とも言えるでしょう。
特徴2 個室・ユニットケアであなた固有の生活スタイルを
特養『川西小花の生活』は「個室・ユニットケア」です。
ユニットケアとは、10人程度のご利用者が、リビングやキッチンを中心とした生活空間をシェアして暮らすスタイルです。ご利用者は、「わたしの部屋」から共有の空間である「リビング」へ自由に出入りして「ご近所さん」と交流し、生活を共に楽しむことができます。
これを支えるスタッフは固定配置。ご利用者の生活を知り尽くした顔なじみのスタッフが、趣味嗜好や生活リズムにマッチしたケアを提供することができるというわけです。
ですから当然、お部屋は全て個室です。ご利用者は、ご自宅で暮らしていた時と同じように、愛用の家具や小物、趣味の品、写真などたくさんの思い出の品にかこまれて過ごすことができます。扉にはもちろん覗き窓などありませんし、内側から施錠できますのでプライバシー保護も万全です。
特徴3 人生さいごの日まで
特養『川西小花の生活』は、看取りケアに完全対応する「終の住処」です。
看取りケアとは、誰もが迎える人生さいごの日に至るまでの生活を、より自然に、より苦痛なく、より自由にお過ごしいただけるよう支えるケアのことです。
認知症が重くなっても、病気がひどくなっても、退所や転居を強いられることはありません。必要ならば医師や看護師の支援もうけながら、さいごの時まで、愛用の品々や思い出の写真に見守られながら自室でずっと暮らし続けることができます。
息を引き取られた後は、共に暮らした「ご近所さん」達や、顔なじみのスタッフ達による「お別れ会」をひらきます。たとえ身寄りがなくても寂しい思いをしていただくことはありませんし、「ご近所さん」達も、「ああ、自分が逝くときも、こうやってみんなが見送ってくれるのだなあ」と安心していただけることでしょう。
一旦入居したが、やはりさいごは自宅の畳の上で……と願う方にも対応いたします。併設の小規模多機能や地域の介護・医療機関と連携し、ご自宅での看取りが実現できるよう全力で支援いたします。
利用対象者
以下の条件を満たしている方が対象です。入居可否や順番は、お体の状況や生活状況・経済状況、緊急性などを勘案して、入所判定会議で決定されます。
- –川西市民であること
- –要介護3以上の介護認定を受けている方。または、要介護1・2で以下の条件を満たす方
- –認知症で、日常生活に支障を来すような症状等が頻繁に見られる
- –知的障害・精神障害等を伴い、日常生活に支障を来すような症状等が頻繁に見られる
- –深刻な虐待が疑われること等により、心身の安全・安心の確保が困難な状態である
- –単身世帯等家族等の支援が期待できず、地域での介護サービス等の供給が不十分である
施設概要
地域密着型介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム) | 29室 |
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全室個室 ユニットケア | 3ユニット |
責任者 | 赤木祐介 |